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身体の捻じれ/筋トレが趣味の男性症例

身体の捻じれ/筋トレが趣味の男性症例
本格的に筋トレを始めて4~5年目、20代の男性からのご相談でした。

  

来院のきっかけ
ウエイトトレーニング(ダンベル・バーベル)を週/5回ペース・2日間は休みで行っている、負荷量を伺うと最大負荷体重の1.7倍の重量を用いるベンチプレスも行う、この事からもトレーニングレベル中ー上級者と考えられた。

その中で胸の筋肉(大胸筋)が右が小さく筋出力も少ない気がする、鏡で自身を観察すると左肩が頭方へ高く右肩が足方へ下がって見えた、身体の捻じれ(左右高さ)が気になりご来院との事。

 

 原因と思われる事

体幹が左回旋していて鎖骨(胸鎖関節)・肋骨(肋横突関節・胸肋関節)などの関節面から考えると前述の右下がりの肩とやや体幹は左捻じれになり体幹を右へ回旋する事が困難になる、更に仰向けで左右の肋骨大きさと吸気での膨らみ状態を確認した、すると右肋骨(胸郭)が薄い事から横隔膜が肋骨を巻き込んでしまった原因と推測。

  

施術内容と経過

横隔膜の弛緩と右肋骨の動きを良くした、術前体幹を右に捻じる可動域が少ないのが好転し肩の高さが若干の右下がりを残すも好転、何よりも最初右大胸筋が小さく感じたが胸郭捻じれの修正後、逆に右胸が大きくなったのをクライアント様ご自身に確認して頂いた。