気になるところ
右膝の痛み、深く曲げると痛む。(スクワット姿勢)
サイクリングに行き登り坂や60km超える辺りから右膝痛になる。
仮説と評価
1)先ずスクワット姿勢での評価、理由としては日常生活での着座動作が正確に行われいているのか?(重心移乗)
2)その着座動作を記憶し脳から動作の際に「運動パターン」を使っている可能性からも考えた。
3)実際に着座姿勢を行い矢状面(横)から動作分析、その際にしゃがんだ際に重心線が通常より後方にある。
4)3の要因を股関節屈曲・足関節背屈運動のROM(可動性)から考えた→足関節の背屈制限がある。
5)3の重心位置を前方へ移乗させるために踵へ約1cmのスペーサーを入れて再度スクワット評価→右膝の痛みが消えた。
6)この事から足関節背屈ROMを確認すると患側右が明らかに少ないことが判明。
コンディショニング
1)右足関節伸展エクササイズ指導とホームエクササイズ化。
2)膝発痛部アイシング20分。
3)足関節背屈を促すテーピング。
この状態で3日後に経過観察を行う