気になるところ
左股関節痛
3月初めからの痛み
整形外科に3か所行く→
1院目レントゲンからの骨には異常がない
2院目レントゲンから若干臼蓋と骨頭の位置が良くない、股関節が炎症を起こしている
3院目レントゲンに特に所見は認めない、股関節への炎症があるのだろうとの事、現在湿布と投薬にて経過観察だそうです。
但し、自宅でズボンを履く際に股関節を曲げると痛みがある(90°以上の屈曲)
更にこれは術中の世間話で10代に2回左股関節の痛みを覚えた事があり、今回ではない事が気になる。
仮説と検証
1)股関節が患側過外旋を認めた→骨頭が鼠径部方向へ吐出する可能性→腸腰筋・腸恥滑液包への刺激が多くなる→炎症のきっかけになる
2)1の検証として股関節外旋筋で骨盤後傾も促す梨状筋の過緊張を確認→(+)圧迫痛も酷く硬結も認めた→弛緩を行うと股関節屈曲ROM(可動域)が拡がる、安静時の股関節外旋が減少した。
3)鼠径部に触診すると顕著に痛みが起こる(浅層)→滑液包の炎症が更に濃厚になる
4)カウンセリングにて10代からの股関節既往を踏まえ、臼蓋形成不全は無いものの、臼蓋が若干浅い可能性も否めないし骨盤後傾は特に良くない。
すると
→骨盤後傾だと臼蓋のカップ向きから股関節外旋と合わさると臼蓋から骨頭が飛び出し不安定になる。
→内閉鎖筋が緩み腸腰筋の股関節を臼蓋に引き付ける作用が低下し不安定になる。
今回は骨盤後傾からの運動連鎖で股関節外旋屈曲が入ったため、骨頭が前方吐出した事で腸腰筋が骨頭を前方へ出さない様、過作用をおこしたのでは?更に腸恥滑液包も炎症したのかも知れないとの感じを受ける
5)入浴後に痛みが増強→外因(湯温)が患部へ影響
6)仕事始めより帰宅前の方が痛みが激しい→動作が炎症を助長
コンディショニング
1)梨状筋ハンズオン(手技)
2)鼠径部アイシング20分
備考
コンディショニングを行う事で、下着やズボンを履く動作は出来るようになる、アイシングを行い消炎した頃(約7日)に経過観察したい。
今回はベトナムからの出稼ぎで日本に来られたとの事、出先での痛みは不安ンも計り知れないと思う、しかしながら微妙な表現が言語から伝わらないが、翻訳アプリから何とか意思疎通できたと思う。
何はともあれ消炎しないと根本的な問題には着手できないところです。