気になるところ
7日経過後で前回の施術とホームエクササイズの評価を行う
1)あまり目立った変化は感じない気がする
2)但し良く伺うと痛みの深さは軽くなったNRS8→7-6(痛みの10段階評価)
3)上部胸椎伸展エクササイズをご自宅での7日間実施、その過程で動作痛が日々軽減している傾向は感じる
仮説と検証
1)前回と同様の上部頸椎屈曲姿勢から、頸椎が上行性運動連鎖により中部頸椎椎間の過伸展、つまり感を感じ伸展動作が出来ないと感じている事は変わらない
2)1の問題点は好転に時間経過が必要になる、よって今回は前回問題点の好転傾向を確認し、追加エクササイズほか方向づけを行う為とした
3)矢状面(横から)の画像を撮影し、クライアント様と初回術前と現在比較を行い、ホームエクササイズの重要性を伝え意識づけを行う
コンディショニング
1)上部胸椎の伸展ハンズオン(手技)
2)呼吸を用いての胸郭拡張と(特に左が小さい)、更に子供の頃喘息の既往がある事が今回判明
3)腹腔のfasica(筋膜)のハンズオン、そして上部体幹のバーチカルエクステンション(垂直的に上肢を伸ばす)姿勢のボディイメージ促通
4)3からの骨盤前傾ー胸椎生理的前彎の確保ー胸椎の屈曲修正(上半身重心の賦活化)で、姿勢を好転させる
備考
3週間後にまたエクササイズの結果から、姿勢の好転状態と胸椎・背部の痛みを確認する