気になるところ
肩・背中・腰部に鉛が乗っかった様な違和感
ぎっくり腰は20年前
幼い頃から肩凝りがあり、親に肩を揉んで貰っていた
仮説と検証
1)違和感や慢性的なこり感との事でカウンセリングには無いが更に確認すると頭痛もあるとの事。
6年前、脳外科にて腫瘍があると診断され現在年1回に定期検診、併せて緊張型頭痛も酷くカイロプラクティックへ行く、一時呼吸(脳髄液の循環が悪いと言われ頭蓋の位置調整をしたとの事)の調整をしてもらったとの事で幾分症状軽減した(発症回数減少)
2)姿勢評価と動作分析を行うと上肢の姿勢と制御に問題あり
伸展→腰椎依存(胸椎は屈曲したまま動かない)
屈曲→胸椎依存(腰椎は過伸展傾向にあり胸椎へ同調しない)
3)寝ると楽な感じがある
4)カウンセリングでの出てこなかったが頚部伸展運動も困難で、セラピストが故意的に胸椎伸展を促す→脛椎伸展が改善される傾向を確認
5)4の如く両上腕挙上の可動域も改善傾向にある
コンディショニング
1)胸椎伸展可動域を拡げるための上半身重心の賦活化エクササイズ
2)体幹右回旋修正のため左外腹斜筋リリースとカウンターローテーション(右肩甲骨前下方→後上方 右肩甲骨後上方→前下方)した肩甲骨のアライメント修正
胸郭上の肩甲骨アライメント修正にて肩甲上腕関節への過負荷防止と肩周辺の倦怠感を抑制
3)横隔膜と腹部周辺のコアの賦活化、呼吸法の改善指導とからだの使い方を再教育
4)上半身重心の可動域拡張ホームエクササイズ指導