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1年に2回は起きるぎっくり腰 40代 女性 介護士

気になるところ


40代 女性 介護職
ぎっくり腰
10年前から年2回ペースで急性腰痛を起こしている。

 

問題なのはその繰り返しで、お伺いすると感覚的にも「仕事柄そんなもの」という刷り込みがされている状況。

仕事と言うこともあり不安定な格好で、入居者様への体位変換やベッドから車イスへの移乗ほか、無理な態勢での業務が多い。

発症は前日であるが、一晩寝て起きて動けない状況からWebで近くの整体院ということでのご訪問。

 

 

 

 

仮説と検証


1)来院入室時には通常歩行が不可能で、コルセット装着のまま壁やベッドへの伝い歩き、カルテへも座位より立位のままの方が書きやすいとの現状

 

2)1から炎症は免れず、なにはともあれアイシングを行う

 

3)アイシング後に、仰臥位になって頂く時にも、思わず」「無理」と言われる程の痛みがある。

 

4)姿勢から胸椎の前屈(猫背)が強く、下向性運動連鎖が働き腰椎後彎ー骨盤後傾ー軽度股関節屈曲・外旋ー膝関節軽度屈曲・外旋ー側部底屈・内返し

 

5)4から臀筋が硬く硬結し作用していない、腰部も腰腸肋筋なども過緊張を起こしているが、ここは炎症しているのでハンズオン(手技)できない

 

6)腓腹筋ー大腿後面ー臀筋のハンズオンを行い筋組織の弛緩と賦活化を行う、更に猫背の修正を行いなんとか起き上がれた。

 

この事からも胸椎派生の運動連鎖が姿勢に影響し、抗重力伸展活動といわれる「良い姿勢」になる為に活動する筋組織が、本来の多裂筋ー腸腰筋の同時収縮が出来てなく、脊柱起立筋など代償性の動作をしていたのだと考えた。

 

 

 

 

 

コンディショニング


1)アイシング20分

2)正しい座位の再教育するための多裂筋エクササイズ

3)起立ー着座動作の修正の為、そのエクササイズを行う

 

 

 

 

 

備考


私自身も驚きましたがNRS9→2ー1(痛みの10段階評価)になりました。

 

激痛で歩けないと言うことでしたが、帰宅時にはコルセットを右手に持ち普通に歩いて変えられました。

念のため玄関までお送りし、一段高いところからの靴を履く動作も難なく行われていたので、それも評価としました。

ここで言いたいのは、すごく好転した内容ではありません。

 

アウターを使い姿勢を作ると負担が掛かります、その負担は痛みになりますが逆に、インナーで正しい姿勢を行うとそこまで痛みを抱えることはないと言う事実が浮かびます、少しだけエクササイズしただけなのに正常な動きを取り戻しただけでこんなに好転した事からも言えます。

 

 

つまり姿勢維持はここまで大切と言うことを伝えたいのです。