気になるところ
左膝前部の違和感
- 年末から犬の散歩で左膝前部付近の違和感
- 痛みと言うよりつまり感
- 時折コキッとした音とも言えない違和感
- 場所は「この辺」位しか表現できない
- 年始1月2日に2km程近所の神社へ初詣以降特に気になりだした
- 階段の昇降は問題ない
- 違和感のフェーズは踵接地から足底全面が地面に着いた(LR:ローディングレスポンス)辺り
- わざと膝をロッキングして曲げない様に歩くと楽
- 趣味の自転車に乗ると、翌日1日程度は忘れるくらい楽になりその後徐々に違和感が出る
- 年末事務仕事も多く、普段から座っている時間が多かった気もする
- 昔、ランニングをしていた際に左膝のランナーズニ―(腸脛靭帯炎)の既往がある
仮説と検証
実はこの症例は私自身なので姿勢評価は出来ない、動的評価以降とした
1)動的評価
屈曲:(-)
伸展:(+)胸椎伸展しにくい、L5:第5腰椎の可動性亢進の傾向、しかし腰痛など他問題には至らない
回旋:左回旋(+)
2)その他評価
年末に座業も多く大腿四頭筋のトーンもUP、つまり膝蓋骨が大腿骨へ押し付けられて関節への加圧が高まる(3~6倍)ので今回の違和感かも知れない仮説
検証として(健側右j比較)
大腿四頭筋→トーン左側過緊張
大腿筋膜ー腸脛靭帯→トーン過緊張
ちなみに四頭筋の緊張を緩めると、一瞬ではあるが違和感は消失し10歩程歩くと再発する
更に胸郭の伸展制限と回旋変位から考え左回旋(+)と言う事は、足部前方移動時に逆移送で体幹が左後方は引けない、つまり足が前に出きらないと分かる。
その場合足部踵の外側突起ー内側突起ー前足部、この順番通り足底が接地できない
つまり踵接地から地面へ足底が完全に着き、荷重するフェーズにて下腿が地面に対し垂直状態での荷重を受ける事が困難になる、従って荷重をこの状態にて行うと膝へ過負荷、膝が曲がったままで体重支持するためには大腿四頭筋を過使用し膝伸展を促すしかない。
コンディショニング
1)胸郭左回旋促通
2)足底の動作パターン修正(外側突起ー内側突起ー前足部)
3)歩様改善
NRS5→1になる、歩様が元へ戻るまでこれを続けたい