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夜寝がえりで目覚める背部痛2 50代 男性 会社員(造園業)

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気になるところ(2回目7日経過)

 

頸部ー背部

  • 胸椎伸展エクササイズとアイシングは自宅にて実行
  • 寝返り痛がある→目が覚めなくなる
  • 寝起はNRS10→5痛みの10段階評価
  • 継続して座位、もしくは仕事で立位+空を見上げる仕草はNRS8になる
  • 首をのけ反らすと手に痺れが出る
  • 頸部アイシングすると背部痛ほか症状が軽減する傾向

 

 

 

 

評価と仮説

 

1)姿勢評価

前額面(-)

 

矢状面

スウェィバック姿勢

 

2)動的評価

屈曲:(+)前屈しにくい

伸展:(+)腰椎依存にて胸椎伸展が見れない

回旋:(-)

 

3)他評価

  • 姿勢評価他前回からの好転変化は少ない→要因は外因と内因が複雑に絡み合う
  • 初回より前額で胸郭の回旋変位は減少した様に思えた
  • 亀背は相変わらずある
  • 亀背の原因は喫煙による肺及び筋膜を含む近隣組織の柔軟性の低下も考えられる
  • 亀背ゆえ、支持基底面に重心を置こうとしてスウェィバック姿勢なのか?
  • もしそうなら、亀背自体の解決を行わないと好転も困難ではなかろうか?

 

上記から、胸椎伸展を外力を使い行うと同時に「胸部をストレッチング+呼吸」から、内因要素も含めアプローチを行う事にする

 

 

 

 

コンディショニング

  1. 頸部アイシング
  2. 胸椎伸展エクササイズ
  3. 胸式呼吸(外力+内因)
  4. 前庭リハビリ

 

 

 

備考

 

お悩みの根幹である背部痛は、胸椎の屈曲=猫背からの姿勢保持の為にアウターでもある脊柱起立筋の過作用と考える。

 

そうなると、頸椎椎間をコンプレッションしてしまう理由や反り腰気味でスウェィバック姿勢も説明が付く、加えて腹部コアを抜くことで腹式呼吸が可能になり、腰部のスタビリティは腰椎依存一択になる事からの痛みは必然かも知れない。

 

起立筋優位の抗重力伸展活動は、前述の頸椎椎間のコンプレッションからの神経症状の発症も起こりうる。

 

先ずは亀背をいち早く是正し、それから姿勢戦略の再教育が恒久的な対策となりうる。