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左肩と首が痛い背中の骨が出てきた5 30代 女性 ドラックストアースタッフ

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気になるところ

 

慢性的な肩こり頸部痛経過

  • 前回でも気になっていたth1:第一胸椎の後方へ凸の件、今回は気にならない
  • 気にならない理由として、前回「もしその骨の変位であれば痛みがあり、首への影響もあると思います」のアドバイスから気にならなくなる
  • 今回の今までの中で一番楽だった(肩こり頸部痛も感じない)
  • 足底の皮膚の硬い場所がぽろぽろ取れて他の部位と均一化しているように思える

 

 

 

評価と仮説

 

1)姿勢評価

前額面(-)

 

矢状面

若干の前方頭位

 

2)動作評価

前屈(-)

伸展(+)若干の頸椎伸展を嫌がり、腰椎主導が極少ないが認める

回旋(-)

 

3)他評価

体幹機能の改善も認めたので、足底の荷重の問題と足底の皮膚肥厚(MP関節付近)の関係から、踵方向への体重移乗ろ動的安定化評価も行う

 

開眼・閉眼での片脚立位評価

 

開眼

左軸・右膝屈曲20S→ふらつき有り、体幹が左へ大きくトランスファして荷重(+)若干体幹が左側屈

右軸・左膝屈曲20S→ふらつき無し、体幹の右へトランスファも少なく安定(-)

 

閉眼

左軸・右膝屈曲20S→ふらつき有り、体幹が左へ大きくトランスファて荷重で不安定(+)若干体幹が左側屈

右軸・左膝屈曲20S→ふらつき有り、体幹の右へトランスファも少ないが不安定(+)

 

動的姿勢戦略(下肢)について下記事項が判明

 

開眼でも左脚のスタビリティ低下が言える、低下要因として左内転筋群の低下と右中殿筋の低下が伺える

閉眼で姿勢戦略を作る要素でもある視覚10%の情報をなくすと、極度に姿勢制御の不安定性が出現→足底のメカノレセプターや前庭神経他情報総合を強化の必要性も認めた。

 

 

 

 

コンディショニング

  1. 胸椎伸展エクササイズ
  2. 胸式呼吸
  3. 前庭リハビリ
  4. 左内転筋群・右中殿筋強化tr

 

 

 

備考

 

静的評価は初回からかなり好転した

今後は動的安定性を高め経過観察し、月1回はメンテナンスする方向でお話させて頂きました。