気になるところ
腰痛
- 2-3日前からぎっくり腰症状
- 近所の整体へ行く→3日間経過して何とか動けるようになる
- お母さまが当院のクライアント様なのでご紹介頂いた
- 激痛は無いものの日常生活に響く
- コルセット常用
評価と仮説
1)姿勢評価
前額面
胸郭左回旋、肩甲骨と胸郭のマルアライメントは無い
ちなみに肩こりや首の倦怠感は無い
矢状面
上部胸椎屈曲
スウェィバック姿勢
2)動作評価
屈曲:(+)ROM減少が痛みの回避行為(痛みの記憶)から自己制御
伸展:(+)腰椎主導で胸椎の追従性が無い、静止姿勢でも腰部の詰まりを認めるレベル
回旋:(-)但し腹部での代償性が大きく、コアを抜いて動作を行う運動パターンが大きい
3)他評価
- 腰部過伸展(反り腰)からの伸展痛
- 伸展運動にはインナーを使った抗重力伸展活動が出来ていない、脊柱起立筋主導からの過緊張→筋捻挫と考える
- 仰臥位で起立筋過活動を抑止しても、やや腰部と施術テーブルの間に隙間がある
- 上記から、上部胸椎の屈曲→首・体幹がやや前傾→目線は上を向くために頸椎を過伸展させる、体幹は腰部コアを抜いて起立筋で過伸展を起こし状態の垂直を保っている
- 先ずはアイシングを行い消炎に努め、以降胸椎アライメント修正(体幹機能改善)を行い「まっすぐ立つ」と言う垂直知覚を取り戻す
- 最終的にはムーヴ、上下肢の連結を行い正常な動作を行うようにする
コンディショニング
- アイシング
- 胸式呼吸エクササイズ
- 腹横筋賦活化エクササイズ
備考
ペインスケール4→1になる
先ずはアイシングを継続し動作痛を完全に取り去り、以降機能回復を行う事とした。
実は余談があり、LDL高値 中性脂肪高値 狭心症に於いてに於いてニトロールスプレー(酢酸ソソルビド)処方、食事療法は資質を抑える様にとの事だそうです、そして20kg体重方もあり痩身が急務と考えた。
リスクが2以上ありとても問題であり、食事的なアドバイスは越権行為になるので詳細はそちらでお受けになられることが急務とは思うが、お話を伺うと特殊清掃業務と言う事で防護服と防毒マスク姿で汗を大量に描かれることが想定、沢山水分を欲する中ジュースを毎日3本程度飲まれる。
そこは特に異常と考えたので、ジュースからNa+ K+飲料を1本ほか糖分の少ない飲料水に切り替え、血漿水分量を減らさないアドバイスは行う、そこで体重の減少があれば月1.5kgを目標に減量出来ればと併せて経過観察を行う。