【初回施術記録】
対象:60代女性・主婦
来院日:2025年6月末(新規・60分)
主訴:陰部神経痛および臀部痛による座位困難
既往歴:30代からの腰椎椎間板ヘルニア/坐骨神経痛様症状/陰部神経痛(カテーテル治療歴あり)
■ S:主観的情報(Subjective)
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座位困難:お尻~陰部に強い痛みがあり座れない
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起立・可動時痛:立つ・座る動作で痛み増強
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既往:多数の整体院通院歴、温熱・強揉みで悪化経験
■ O:客観的情報(Objective)
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代償動作:前かがみ・固め姿勢で歩行
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姿勢:背中丸まり/フラットバック傾向
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触診:左梨状筋周辺に強いアロディニア(触れるだけで痛む)
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腰仙部~臀部に強い筋緊張・圧痛
■ A:評価・考察(Assessment)
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陰部神経痛・臀部痛は椎間板ヘルニア由来の神経圧迫が影響
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長年の誤った刺激と温熱療法で中枢性感作が進行、過敏状態
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臥位で症状軽減するのは椎間圧迫緩和による一時的安堵
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心身ともに疲弊し、半ば諦めの思い
■ P:施術計画(Plan)
▶ 本日の目標
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神経炎症の鎮静化を徹底
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過去と異なる安全かつ効果的なアプローチを体感
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クライアントの信頼と希望を再構築
▶ 当日の施術内容
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腰仙部の徹底アイシング(1回20分×複数)→ご自身で患部を押圧し痛み確認(-)、車乗車時に起こる臀部と会陰の痛み(-)
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遠隔部からの筋膜リリース(背部・下肢)で全身緊張緩和
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呼吸法を取り入れた自律神経調整
▶ セルフケア指導
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アイシングを薬と同じ習慣に:毎日継続しどのくらいの好転進捗か?7日間経過観察
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禁止事項:揉み・押し・温め・自己流ストレッチ
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座位工夫:円座クッション使用で圧迫回避
▶ 今後の来院計画
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1週間後来院、アイシング効果と変化を確認
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徐々に運動療法導入、長期的サポートを約束
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