気になるところ
- 前回の痛みから一旦歩行痛も好転
- しかし時折また歩行痛の「違和感」が増大
- 最近5日間は痛みが発症
前回の問診を再度考え原点へ戻る
- 年末から犬の散歩で左膝前部付近の違和感
- 痛みと言うよりつまり感
- 時折コキッとした音とも言えない違和感
- 場所は「この辺」位しか表現できない
- 年始1月2日に2km程近所の神社へ初詣以降特に気になりだした
- 階段の昇降は問題ない
- 違和感のフェーズは踵接地から足底全面が地面に着いた(LR:ローディングレスポンス)辺り
- わざと膝をロッキングして曲げない様に歩くと楽
- 趣味の自転車に乗ると、翌日1日程度は忘れるくらい楽になりその後徐々に違和感が出る
- 年末事務仕事も多く、普段から座っている時間が多かった気もする
- 昔、ランニングをしていた際に左膝のランナーズニ―(腸脛靭帯炎)の既往がある
以上から、膝蓋下脂肪体(IFP)の問題を疑い評価を行う
仮説と検証
理由として
- 発症当初は場所が限定出来ない違和感
- 特に痛みまでいかないので初期は放置出来るレベル
- 膝を曲げない(膝蓋骨の挙上―下制の制限)からは問題が起こりにくい
- ロードバイクに乗りサイクリングすると楽、膝の完全伸展無しなので脂肪体の噛込みが少なく、更にIFPへの滑走性が増した?
- 今回は加えてIFPに圧迫痛が出た
検証をHoffa's testにて行う(+)
コンディショニング
- 膝蓋骨を使い滑走性賦活化エクササイズ→術後、IFPへの圧迫痛消失
術後、発痛する条件を行い痛みの度合いを確認
- 先ず発痛しないスニーカーを履いて犬の散歩(ー)若干の違和感が出そうで出ない感じはある
- 別日にて、いつも発痛する長靴で犬の散歩を行う(-)
以上から、IFPの問題で膝蓋下脂肪体炎の早期と考えた。
備考
自身の事なのでどうしても放置してしまっていた。
クライアント様もこんな感じで時間経過してしまうのだろう・・そう感じました
やはり早期対策が好ましいと感じる身を持った体験でした。